BLOG
2014年9月3日 水曜日
歯科研究会セミナ-参加
先日、日本小動物歯科研究会の実習セミナ-に参加してきました。
上の写真は、
歯内治療を行っているところです。
講師の先生方より熱心に教えていただき、
とても感謝しています。
日々の診療に
徐々に取り入れていこうと思います。
北九州市八幡西区大浦1丁目13の2
産業医科大学正門通り
森どうぶつ病院
投稿者 記事URL
|2014年8月15日 金曜日
夜鳴きについて
夜鳴きは、
無駄吠えの一種になるかもしれませんが、
高齢犬の痴呆による夜鳴きは、
無駄吠えとして考えるより
痴呆の一症状として考えたほうがよいと思います。
痴呆では、人と同じで
一言で言えば脳の老化現象により、
さまざまな症状が出現します。
はいかい(同じ方向に歩き回る)
食欲増加(すぐに食事をほしがる)
無表情
後退不能(あとづさりできない)
そして、飼い主の方が最も困るのが
夜鳴きです。
大きな声で鳴き続け、
近所迷惑になったり、
飼い主が寝れなかったりで、
深刻な状態になる場合もあります。
ただ、高齢犬(だいたい15歳以上)で夜鳴きするから
すべて痴呆とも限りません。
15歳前後だと
ほとんどの犬が耳が聞こえません。
又、白内障で視力が衰えています。
場合によっては、自分で立つことができない場合もあります。
目が見えず、耳が聞こえなければ、
不安になります。
飼い主を探して鳴く場合もあります。
立てない場合、
排便排尿をしたくて鳴く場合もあります。
何かを要求して鳴く場合は、
痴呆ではないと考えます。
ただ何を要求して鳴いているのか、
わからない場合もありますし、
頻繁に要求して鳴き続ける場合もあります。
痴呆にしてもそうでないにしても
夜鳴き(場合によっては一日中)によって
飼い主は日常生活に深刻な問題を引きおこします。
高齢犬の夜鳴きに対し、
声帯除去を行うことはありません。
それは、高齢であるため、
麻酔の危険性が高いこと、
一般的には何年間も続くことはないこと、
などの理由です。
対処としては、
内科療法が主になります。
色々な薬を処方しました。
改善した場合もあります。
痴呆も含め、老化現象によって起こる症状であれば、
完全に対処するのは無理だと思います。
個々の状態を考慮し、
試行錯誤しながら対処することになります。
お困りの場合は、
直接ご相談ください。
北九州市八幡西区大浦1丁目13の2
産業医科大学正門通り
JR折尾駅よりタクシ-で7~8分
森どうぶつ病院
投稿者 記事URL
|2014年7月28日 月曜日
熱中症に注意!!
上の記事は今月の読売新聞に載ったものです。
動物が暑さに弱いのは、
被毛が全身をおおっていて、
汗腺が人より少ないからです。
下毛(冬毛)は春頃より抜けてきますが、
下毛の多い犬種では、
完全に抜けきることはありません。
ブラッシングを毎日すれば、
早く下毛を取ることができますが、
結構時間がかかります。
バリカンで刈ってしまえば、
短時間で被毛をとることができます。
格好が気になる方は、
腹部のみでも刈れば効果はあります。
動物の最も大きなストレスのひとつが、
暑さです。
高齢、下毛の多い犬種、短頭腫では、
暑さが命取りになることがあります。
具体的には、直接ご相談ください。
投稿者 記事URL
|2014年6月26日 木曜日
当院の駐車場について
当院は八幡西区大浦(産業医科大学正門通り)にあります。
当院の駐車場は、
病院の正面と
病院の左となりの店舗の駐車場も使用できます。
上の写真を参考にしてください。
又、動物病院に連れて行きたいけれど
車がなく来院が大変であったり、
ワンちゃんが大きすぎて車に乗らない時、
寝たっきりで運べない時などは、
往診車でお迎えに行くことができますので、
お気軽にご相談ください。
狂犬病予防注射等、
注射のみで詳しい診察が必要ない時は、
往診をすることもできます。
お迎え、往診のできる地域、時間等が
限られていますので
必ず、事前にお電話にてお問い合わせください。
投稿者 記事URL
|2014年6月11日 水曜日
猫の21歳は人で換算すると何歳?
左の写真は、最近21歳で大往生したチコちゃんです。 20歳以上生きる猫ちゃんはほとんどメスですが、 猫の21歳は、 右のクラフはロイヤルカナン発行のFOCUSに記載されたものです。 このグラフによると、 チコちゃんは、亡くなる5日前まで食べていました。 安らかに天国に旅立ってください。
|
投稿者 記事URL
|2014年6月4日 水曜日
ノミが増える季節です!
日本全薬提供 監修 日本獣医畜産大学(現日本獣医生命科学大学)今井先生 上の写真は、 犬につくノミもほとんどネコノミと言われています。 写真では茶色く見えますが、 ノミはすばしっこいですから、 ノミにかまれると非常にかゆみを感じるため、 梅雨時や夏場には、 残念ながら市販されているノミ駆除薬では、効果が弱すぎます。 ノミ又はマダニでお困りの場合は、ご相談ください。 |
投稿者 記事URL
|2014年5月31日 土曜日
早めに暑さ対策を!!
上の写真は、愛犬マロンの写真です。 暑さ対策のためです。 みっともないと思われるかもしれませんが、下の写真を見てください。 〝犬は人よりも暑さに弱い動物です。〟 特に下毛の多い犬種(日本犬、ボ-ダ-コリ-、コ-ギ-等)は、 おそらく日本中で年間数万頭が ・暑い時は、可能なら冷房のある室内に入れてください。 どのようにしていいかわからないときは、
|
投稿者 記事URL
|2014年5月21日 水曜日
狂犬病について
上の世界地図は狂犬病の発生状況を示したものです。
「厚生労働省健康局結核感染症課(2013年7月17日更新)」より
ピンクの地域は、 狂犬病による死亡者数100人以上の地域
赤の地域は、 死亡者数100人未満の地域
青の地域は, 狂犬病清浄地域 です。
毎年世界中で、数万人の人が、狂犬病で亡くなっています。
「うちの犬はほとんど家の中で他の人と接しないので
狂犬病の予防注射は打たなくていいですか?」
「予防注射の副作用は大丈夫ですか?」
などの質問を受けることがあります。
上の世界地図を見ればわかりますが、
狂犬病は、
世界中に蔓延している最も恐ろしい伝染病のひとつです。
法律によって犬を飼った場合は、
一生に一度の登録と毎年の予防注射接種
が義務付けられています。
狂犬病予防注射を犬に接種する目的は、
犬の為ではありません。
犬に接種することによって、
人への感染を防ぐことが目的です。
人の代わりに犬が予防注射を打っていることになります。
幸い日本は島国で数少ない清浄国のひとつですが、
いつ発生するか警戒を怠ることはできません。
実際、過去には、
何十年も発生がなかったイギリスや、昨年は台湾で発生し、
多大な損害が出た例があります。
犬の飼い主の方は、以上のことをご理解ください。
更に詳しいことは直接ご質問ください。
投稿者 記事URL
|2014年4月28日 月曜日
麻酔は危険なのか?
上の表は、酪農学園大学の山下和人先生が
CLINIC NOTE No.62に発表されたものです。
犬や猫に不妊手術をするとか、歯石除去等を行う場合、
どうしても全身麻酔が必要になります。
その場合、皆さんがご心配なことは、
全身麻酔は危険ではないのか、ということだと思います。
どの程度の麻酔の危険性があるかを知るには、
健康状態、年齢等,各種検査結果によって
その動物の全身状態のランク分けをします。
ASAのクラス分類
クラスⅠ 疾患のない正常な状態
クラスⅡ 軽度の全身疾患のある状態、老齢,新生児
クラスⅢ 中等度の全身疾患のある状態
クラスⅣ 重度の全身疾患のある状態
クラスⅤ 24時間以内に死亡することが予測される状態
上の表でわかるように
クラスによって死亡率が変わってきます。
(クラスⅠで0%、クラスⅡで0.47%、クラスⅢで6.0%、
クラスⅣで22.2%)
この死亡率を多いと見るか、少ないと見るか。
人によってその判断が変わってきます。
そして上の表はあくまで酪農学園大学での統計ですので、
すべての動物病院が同じだとはいえません。
死亡率を低くするためには、麻酔薬の選択等、
色々な事を考慮しながら行わなければいけません。
具体的なことについては、直接当院にお聞きください。
投稿者 記事URL
|2014年4月2日 水曜日
おやつを与えてよいでしょうか?
上の写真は、当院で販売している犬用のおやつです。 犬の飼い主の方に、 以前は、「犬のおやつはいっさい与えないでください。」
皆さんに知っておいてほしいことがあります。 高脂肪のおやつをやりすぎると、胃腸障害を起こしたり、 「一日2本しかやっていません。」と言われることが多々あります。 人間が毎日40本(個)もの高脂肪のおやつを食べれば、 どうしても与えたい場合は、その種類と、量を考えましょう。 わからない点は、当院にご相談ください。 |
投稿者 記事URL
|最近のブログ記事
月別アーカイブ
- 2024年10月 (1)
- 2024年9月 (1)
- 2024年8月 (1)
- 2024年7月 (1)
- 2024年4月 (1)
- 2024年3月 (3)
- 2024年1月 (1)
- 2023年12月 (1)
- 2023年10月 (2)
- 2023年9月 (2)
- 2023年7月 (1)
- 2023年6月 (1)
- 2023年5月 (1)
- 2023年4月 (1)
- 2023年3月 (2)
- 2023年1月 (1)
- 2022年12月 (1)
- 2022年11月 (1)
- 2022年10月 (1)
- 2022年9月 (1)
- 2022年8月 (1)
- 2022年7月 (1)
- 2022年6月 (2)
- 2022年5月 (1)
- 2022年4月 (2)
- 2022年3月 (1)
- 2022年2月 (1)
- 2022年1月 (1)
- 2021年12月 (1)
- 2021年11月 (2)
- 2021年10月 (1)
- 2021年9月 (1)
- 2021年8月 (1)
- 2021年7月 (1)
- 2021年4月 (1)
- 2021年1月 (1)
- 2020年12月 (1)
- 2020年10月 (1)
- 2020年8月 (2)
- 2020年7月 (1)
- 2020年4月 (1)
- 2020年3月 (1)
- 2020年1月 (1)
- 2019年11月 (1)
- 2019年8月 (2)
- 2019年7月 (2)
- 2019年6月 (1)
- 2019年5月 (1)
- 2019年4月 (1)
- 2019年1月 (1)
- 2018年11月 (1)
- 2018年10月 (1)
- 2018年8月 (1)
- 2018年2月 (1)
- 2018年1月 (1)
- 2017年12月 (1)
- 2017年10月 (1)
- 2017年8月 (2)
- 2017年6月 (2)
- 2017年5月 (1)
- 2017年2月 (1)
- 2017年1月 (2)
- 2016年12月 (1)
- 2016年10月 (2)
- 2016年7月 (1)
- 2016年3月 (1)
- 2016年1月 (2)
- 2015年12月 (2)
- 2015年11月 (1)
- 2015年10月 (2)
- 2015年7月 (1)
- 2015年6月 (1)
- 2015年5月 (1)
- 2015年3月 (4)
- 2015年2月 (1)
- 2015年1月 (1)
- 2014年12月 (1)
- 2014年11月 (1)
- 2014年10月 (1)
- 2014年9月 (1)
- 2014年8月 (1)
- 2014年7月 (1)
- 2014年6月 (3)
- 2014年5月 (2)
- 2014年4月 (2)
- 2014年3月 (2)
- 2014年2月 (3)