健康・予防・病気について
2017年8月25日 金曜日
~猫ちゃんの飼い主様へ~
室内飼いの若いオス猫で
急に亡くなってしまうことがあります。![]()
そのもっとも多いと思われる病気は
” 尿石症 ” です。
下のオス猫の泌尿器系の模式図を見てください。

尿石症とは
腎臓から、尿管,膀胱,尿道にかけて
結石ができる病気です。
1日に何度もトイレに行ったり、
血尿が出たりしていませんか?
この病気でこわいのは
膀胱にできた結石が移動して
尿道で詰まり、排尿できない場合です!!
(※メス猫では結石はできますが、
尿道に詰まることはほぼありません。)
排尿できない状況では
膀胱は尿でパンパンになり、
腎臓は急激に壊されています。
その結果、尿が出ない状態から約3日後、
急性腎不全で亡くなってしまうのです。
そうならないためには
食事への配慮が最も重要です!
尿石症に配慮されたフードを与え、
煮干や、猫用のおやつ,
牛乳,ミネラルウォーターは
与えないことが大切です![]()
一度、与えているフードを
確認してみましょう。
一般的に、
平均よりやや高価なフードを
与えることが予防につながります。
病気になる前に予防し、
健康でいられることが1番ですね!![]()
![]()
動物看護師 松田
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2017年6月30日 金曜日
ニュージーランド産のペットフード ”K9ナチュラル”
![]() | ![]() |
上の写真は、 特徴は、 と、栄養学的には理想のペットフードに思えます。 使用方法は、 与えた感想は、 ただし、高い。 ペットの健康を重視し、
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2017年5月13日 土曜日
フィラリア予防のお知らせ
5月末より
蚊に刺されて感染する
フィラリア症の予防が始まります。
フィラリア症と同時に、
ノミとマダニ、
さらに腸内寄生虫の予防もできる薬もでました。
すでに予防薬を取りに来られていますが、
予防薬投与は、5月末よりになります。
蚊がでているからといって
すぐに投与する必要はありません。
福岡では、
5月末から11月末まで予防薬を投与すると、
ほぼ100%感染しません。
10月で投与を止めてしまうと
感染する可能性があります。
詳しくは当院にてご説明します。
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2017年1月14日 土曜日
遺伝病
先日テレビで、
日本でのペットの繁殖状況、
それに伴うペットの遺伝病の増加についての番組がありました。
日本では、
繁殖(ブリーディング)がブームに左右され、
ある種類がコマーシャル等でブームになると、
その種類が多量に繁殖され、
それに伴い、遺伝病が拡散されるというものでした。
特に衝撃的であったことは、
日本のコーギーの約90%が変性性脊椎症の遺伝子をもっている
というものです。
変性性脊椎症は、
両後肢の麻痺が次第と進行し、
前肢まで麻痺し、寝たっきりとなる病気です。
当院でも3頭のコーギー犬で経験しています。
現時点では、治療法はありません。
誤解されるかもしれませんので、
念のために言っておきますが、
その遺伝子を持っていると、
すべて病気を発症するということではありません。
発症する可能性があるということです。
遺伝病をなくす取り組みも紹介されてきましたが、
ペットのブームというものがなくならない限り、
遺伝病も減少しにくいのではないでしょうか。
犬や猫を飼おうという時は、
その種類がどのような遺伝病があるか、
知っておくと良いと思います。
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2016年12月9日 金曜日
猫 洗濯機に注意!
今朝、猫が洗濯機の中で、
仮死状態になっているとの電話をいただきました。
すぐに来院してもらいましたが、
残念ながら、助けることはできませんでした。
初めは、洗濯機の水の中でおぼれたのかと思っていましたか、
お聞きすると、
洗濯機の内ぶたがしまってしまい、
窒息したようです。
当院の従業員も同じような経験をしていて、
その時は猫の鳴き声で気づき、
大事には至らなかったようです。
全国で同じような事故が起こっているのではないかと推測します。
ご注意ください。
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2016年10月12日 水曜日
足をよく舐める
足をよく舐めると言うご相談が時々あります。
その原因はさまざまです。
退屈で舐めたり、
濡れていてなめたり、
癖になっていて舐めたりと言うこともあります。
治療が必要な場合もあります。
一番左の写真は、
アトピー性皮膚炎のわんちゃんです。
真ん中の写真は、
扁平上皮癌のわんちゃんです。
一番右側は、
脂漏性皮膚炎のわんちゃんです。
単純に
毎日散歩のたびに
水で洗っている場合も、
その後わんちゃんがずっと舐めると
皮膚炎がひどくなる場合もあります。
足をひどく舐める場合は、
ご相談ください。
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2016年10月3日 月曜日
子猫が飼い主の手を咬む
生後2~3ヶ月位の子猫が
飼い主の手や足を咬んで困る、
との相談をよく受けます。
結論から言うと、
時間が解決します。
ということになります。
生後2~6ヶ月の子猫は、
最も遊びの活発な時期です。
兄弟がいれば、一日中取っ組み合いをしたり、
一緒に走り回っています。
室内飼いで、一匹で飼っている場合は、
遊び足りずに
飼い主にそのはけ口が向かってしまいがちです。
特に雄猫の場合に、
遊びや甘がみが激しくなる傾向があります。
生後6ヶ月を過ぎると
徐々に遊びが減ってきて、
1才頃には、
咬まれて困るということはほとんどなくなります。
ですから、あと数ヶ月我慢してくださいと、
お伝えするのですが、
あまりにひどい場合は、ご相談ください。
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2016年1月25日 月曜日
記録的な寒さ
記録的な寒さとなっています。
屋外で飼っているワンちゃんの
寒さ対策をお願いします。
被毛の短い犬種(ド-ベル、ミニピン、パグなど)、高齢犬は
特に注意が必要です。
可能であれば、玄関でもいいですから、
室内に入れてあげてください。
無理な場合は、
洋服等を着せてください。
犬用がなければ、人用の服で代用してください。
四肢に靴下をはかせてください。
犬小屋に風が吹きこまないように
対策をしてください。
犬にかわってお願いします。
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2015年12月21日 月曜日
ダイエット 食餌と運動
室内飼いが増えたり、
食餌の質の向上で、
動物たちも肥満の割合が増えてきました。
やせるには、
食餌のカロリ-を減らす必要があります。
それにプラスして運動量を増やす事も必要です。
カロリ-の減少だけでやせさせようとすると、
筋肉量も減少し、関節に負担のかかる可能性があります。
適度な運動をして筋肉量を維持、増加させながら
食餌のカロリ-を緩やかに減少させていく。
人間とまったく同じです。
ただ適度な運動の「適度」と言うのが、
一頭一頭違ってきます。
犬によっては、走らないと運動にならない場合もあります。
犬によっては、いきなり走らせると死亡する場合もあります。
詳しくは当院におたずねください。
、
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2015年12月15日 火曜日
自分が高齢になった時、動物を飼いますか?
日本の高齢化に伴う問題については、
以前にも書いたことがありますが、
最近、長期間動物を飼っていた人が、
自分が高齢になって、
その時に飼っていた動物が亡くなった時、
次の動物を飼わない人が増えています。
年齢的に、約70歳を境に、
それより若ければ、次の動物を飼うし、
それより若くなければ、飼うのを断念するようです。
理由は、
「自分が病気になったり、亡くなった時、
残った動物がどうなるかわからないので心配。」
と言うのが、大方の意見だと思います。
残った動物を世話する人や施設があれば
高齢者でも心配せず飼えるのですが。
飼い主が亡くなった後、
ペットの委託を行う業者もでてきていますが、
かなり料金が高いようです。
以前テレビで見た、
ドイツの大規模な動物用シェルタ-(保護施設)
のようなものができればよいのでしょうが、
まだまだ先のようです。
各家庭に事情がありますので
高齢になっても動物を飼うほうが良いとは
一概には言えませんが、
動物の好きな人は、
高齢になっても動物を飼ったほうが、
精神的にも肉体的にも良い効果があるのは明らかです。
私個人としては、できるだけ永く動物を飼いたいと言う希望があります。
自分が高齢になった時は、
自分に何かあった時に
家族や他の人に世話をお願いしやすい動物
犬であれば
中型犬以下の大きさの犬、
できればメス犬
あまり吠えない犬種
運動があまり必要のない犬種
不妊手術は済ましておく
等を考慮し、
万が一、他の人にお世話をお願いする時、
その人ができるだけ負担にならないようにしようと考えています。
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