森どうぶつ病院｜北九州市八幡西区の動物病院

感染力が高く、生命に危険を及ぼす病気の発症や重篤化を防ぐ6種類のワクチンを合わせたものです。

初回は生後2ヶ月と3ヶ月の時期に2回の接種を行います（接種時期によって3回接種の場合もあります）。その後は年に1回の追加接種を行います。

ワンちゃんはもちろん、人間を含むすべての哺乳類に感染するウイルス性の伝染病です。
発症すると、最終的に昏睡状態におちいり、100％死亡します。日本では「狂犬病予防法」によって、生後91日以上のワンちゃんは登録と年に一度の予防接種の義務が定められています。

毎年4月から6月が狂犬病予防期間ですが、それを過ぎても当院でワクチン接種できます。2年目以降も年に一度の追加接種が必要です。

ネコちゃんに感染する可能性のある3種類の伝染病を予防します。ペットホテルやトリミングをご利用する場合や新しくネコちゃんを迎え入れる場合などは特に予防しておくことをおすすめします。

3種混合ワクチンに加えて、猫白血病ウイルス感染症の予防ができます。家の外にいるネコちゃんや猫白血病ウイルスを持っているネコちゃんとの接触の可能性がある場合にはこちらをおすすめします。

初回は生後2ヶ月と3ヶ月の時期に2回の接種を行います。その後は年に一度の追加接種を行います。

猫エイズウイルス感染症は、発症すると口内炎や鼻炎から始まり、慢性の下痢や免疫力の低下などにより、最終的には死に至る病気です。

ネコちゃん同士のケンカや交尾から感染するといわれています。

初回は、２週間ごとの３回接種が必要です。
その後は年１回の追加接種を行います。

蚊によって感染するフィラリア症は、15～30 cmくらいの細長い寄生虫が心臓に寄生する病気です。一度感染すると咳や、食欲不振、体重減少などの症状が現れ、治療が極めて困難なので、定期的な予防が重要となります。

（１）飲ませるタイプ
（２）スポットタイプ
（３）注射タイプ

毎年、蚊が発生する5月末から11月末まで月1回予防薬を投与します。飲ませるタイプとスポットタイプは毎月1回投与します。注射タイプは年1回投与します。

ワンちゃん、ネコちゃんに寄生するノミの繁殖力はすさまじく、梅雨時や夏場では10匹の成虫が、1か月で約1800匹にまで増えることもあります。マダニは、血を吸うだけでなく、様々な感染症を人間にも伝染させる可能性があります。ノミ・ダニ対策においては、定期的な予防が重要となります。

駆虫効果の高い予防を希望するのであれば、動物病院専用の薬の使用をおすすめします。

基本的には月1回投与します。予防薬には、皮膚から吸収されるスポットタイプと経口薬があります。