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2015年3月3日 火曜日

難治性皮膚病 その2

症状から、
急性湿疹(ホットスポット)と判断して治療しましたが
中々治りませんでした。
外科的に切除しましたが、
再発した為、
病理検査を実施しました。

診断名は
植物等の異物性肉芽種

大きくやや深く切除することによって
完治しました。

しかし異物の正体は
はっきりしません。

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2015年2月6日 金曜日

難治性皮膚病 その1

全身に毛玉があり、
体のあちこちの皮膚に潰瘍があり、
又、ひどい歯周病、口内炎があった為に
当院にて歯石除去および薬浴を行いました。

口の中はかなり改善しましたが、
皮膚の状態が改善しませんでした。

皮膚検査で細菌の増殖がみられたため、
抗生物質の投与と薬浴を繰り返しましたが、
目立った改善はみられませんでした。

そこで、皮膚の一部を病理検査に出しました。

判明した病名は「多型紅斑」

原因は不明です。

人にも薬等の副作用で起こることのある皮膚病です。

薬を変更したことにより、

徐々にではありますが改善してきました。

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2015年1月5日 月曜日

明けましておめでとうございます。


                

明けましておめでとうございます。

本年も皆様にとって良い年でありますように!

1月5日より平常どおり診察しております。

            
                                                                                          

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2014年12月28日 日曜日

今年を振り返って

皆さんにとって、今年どんな年でしたか?

私の今年を振り返って漢字一文字で表すと

    「走」  でした。

上の写真は、11月9日の福岡マラソンを
完走した時の写真です。

フルマラソン2回、ハ-フマラソン1回、10km1回が
本年の成果です。

練習を続けるのはきついですが、
完走した時の喜びは、この上ないものです。

来年も皆様にとって
良い年でありますように!
 

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2014年11月26日 水曜日

高齢化の波

世界で一番高齢化の進行の速い日本で
飼われている動物達にも色々な影響が出ています。

ひとつの問題は、
高齢で飼い主が施設に入らざるをえなくなった時
飼っていた動物をどうするかです。

残念ながら、現時点では
飼っていた動物を連れていける施設は
ほぼ皆無のようです。

一人住まいのご老人にとっては家族同然なのに
その犬や猫を連れて行けないのは、
生きがいをひとつ無くすに等しいと思います。

当院もそのような行き場のない動物を
預かっています。
たまに会いに来られてひと時触れ合い、
喜ばれて帰られます。

ペット可マンションのように
ペット可老健施設ができないでしょうか。

何とかならないかと思います。

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2014年10月21日 火曜日

歯の手入れができない

歯ブラシや指サックで歯の手入れができない場合があります。

少しでも歯や歯茎に触れるのであれば、
上の写真の
天然の抗菌ジェル(写真右)
インタ-フェロンの粉(写真真ん中)
などを歯茎にぬるか、なめさせてください。

まったく触れない場合は、
飲み水に混ぜるキシリト-ル製剤(写真左)
のような物、
又は、歯周病予防用のガム(効果のある製品は限られます)
を与えてください。

詳しくは当院に直接お聞きください。

 

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2014年9月3日 水曜日

歯科研究会セミナ-参加

先日、日本小動物歯科研究会の実習セミナ-に参加してきました。

上の写真は、
歯内治療を行っているところです。

講師の先生方より熱心に教えていただき、
とても感謝しています。

日々の診療に
徐々に取り入れていこうと思います。

北九州市八幡西区大浦1丁目13の2
産業医科大学正門通り

森どうぶつ病院

 

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2014年8月15日 金曜日

夜鳴きについて

夜鳴きは、
無駄吠えの一種になるかもしれませんが、
高齢犬の痴呆による夜鳴きは、
無駄吠えとして考えるより
痴呆の一症状として考えたほうがよいと思います。

痴呆では、人と同じで
一言で言えば脳の老化現象により、
さまざまな症状が出現します。

はいかい(同じ方向に歩き回る)
食欲増加(すぐに食事をほしがる)
無表情
後退不能(あとづさりできない)
そして、飼い主の方が最も困るのが
夜鳴きです。

大きな声で鳴き続け、
近所迷惑になったり、
飼い主が寝れなかったりで、
深刻な状態になる場合もあります。

ただ、高齢犬(だいたい15歳以上)で夜鳴きするから
すべて痴呆とも限りません。

15歳前後だと
ほとんどの犬が耳が聞こえません。
又、白内障で視力が衰えています。
場合によっては、自分で立つことができない場合もあります。

目が見えず、耳が聞こえなければ、
不安になります。
飼い主を探して鳴く場合もあります。

立てない場合、
排便排尿をしたくて鳴く場合もあります。

何かを要求して鳴く場合は、
痴呆ではないと考えます。

ただ何を要求して鳴いているのか、
わからない場合もありますし、
頻繁に要求して鳴き続ける場合もあります。

痴呆にしてもそうでないにしても
夜鳴き(場合によっては一日中)によって
飼い主は日常生活に深刻な問題を引きおこします。

高齢犬の夜鳴きに対し、
声帯除去を行うことはありません。

それは、高齢であるため、
麻酔の危険性が高いこと、
一般的には何年間も続くことはないこと、
などの理由です。

対処としては、
内科療法が主になります。

色々な薬を処方しました。
改善した場合もあります。

痴呆も含め、老化現象によって起こる症状であれば、
完全に対処するのは無理だと思います。

個々の状態を考慮し、
試行錯誤しながら対処することになります。

お困りの場合は、
直接ご相談ください。

北九州市八幡西区大浦1丁目13の2
産業医科大学正門通り
JR折尾駅よりタクシ-で7~8分

森どうぶつ病院

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2014年7月28日 月曜日

熱中症に注意!!

上の記事は今月の読売新聞に載ったものです。

動物が暑さに弱いのは、
被毛が全身をおおっていて、
汗腺が人より少ないからです。

下毛(冬毛)は春頃より抜けてきますが、
下毛の多い犬種では、
完全に抜けきることはありません。

ブラッシングを毎日すれば、
早く下毛を取ることができますが、
結構時間がかかります。

バリカンで刈ってしまえば、
短時間で被毛をとることができます。

格好が気になる方は、
腹部のみでも刈れば効果はあります。

動物の最も大きなストレスのひとつが、
暑さです。

高齢、下毛の多い犬種、短頭腫では、
暑さが命取りになることがあります。

具体的には、直接ご相談ください。

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2014年6月26日 木曜日

当院の駐車場について

当院は八幡西区大浦(産業医科大学正門通り)にあります。

当院の駐車場は、
病院の正面と
病院の左となりの店舗の駐車場も使用できます。
上の写真を参考にしてください。

又、動物病院に連れて行きたいけれど
車がなく来院が大変であったり、
ワンちゃんが大きすぎて車に乗らない時、
寝たっきりで運べない時などは、
往診車でお迎えに行くことができますので、
お気軽にご相談ください。

狂犬病予防注射等、
注射のみで詳しい診察が必要ない時は、
往診をすることもできます。

お迎え、往診のできる地域、時間等が
限られていますので
必ず、事前にお電話にてお問い合わせください。
 

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